義母のお墓の守り方




田舎の山奥に
夫の実家はあります


わたしの実家とは違って
裏山に(山一つの敷地あり)
先祖代々のお墓があります


この度 
義母の強い希望で
墓じまいをしました


檀家になっているお寺さんが
敷地内に作った納骨堂に


お骨を全てお引越ししたのです
(永代供養費をお支払い)


結局のところ
お墓は維持できないのね


子供たちに負担をかけたくない
という義母の強い意志でしたから


わたしは大賛成でしたが
今回の件については静観


夫の姉妹は
何もお墓があるのに納骨堂を
新たに買わなくてもいいのに


と反対しましたが




夫は長男なのに実家を出て
サラリーマンになったので


農家は廃業


義父はすでに亡くなっており
義母は一人暮らしです


本家である実家の墓は
家の裏山にあり


町に暮らす親族も
お盆と正月になると集まるので


家長である義父がいた頃は
親戚一同のお膳とお酒を準備していました


都会のお盆とは違う^^;


過去には本家での宴席は
姉さん(義母)が大変だから
兄弟の家を順番に回って
集まろう


と言ってくれた親族がおり
11人兄弟の家で順番に集まりを
したことがありましたが


1周でみなさんギブ


義母がいかに大変だったか
知ったことでしょう


(嫁のわたしも大変でしたよ)


みなさん高齢になり
墓参りも来なくなりましたので


お盆も正月も集まるのは身内のみ


義母は考えた


自分がいなくなったら
裏山の墓には誰も来なくなる


確かにね^^;


長男一家は地元から遠く離れて暮らし
娘たちはそれぞれ長男に嫁いでいる


今、家を守っている義母に
全ての決定権があるのですよ


わたしは思っていましたので
夫が反対する権利などないと思っていました


結果納骨堂購入


墓じまいとなりました


先祖の眠る墓を守った
義母の決断でした



終わり