40歳すぎてから学生になった過去のお話


准看護師養成所は
医師会が運営しており


養成所という名前ではありましたが
いわゆる専門学校的で


入学すると各種行事がありました


入学式


オリエンテーション


健康診断


新入生歓迎会


校外学習(遠足)


火災訓練


戴帽式


基礎1実習


模擬試験



授業は(月)(水)(金) は13時から16時
(火)(木)は9時半から16時


ぱっと見ると楽勝?なんて思えちゃう


そんなことはありません


大半の学生は仕事をしており


中には17時から22時までのシフトを
授業後にこなす10代女子もいて


もちろん午前中も仕事


わたしのように保育園児を含む
子育て中の主婦や


シングルマザーもいたりして


それはそれはさまざまな人間模様ですが


ゴールは同じ准看護師の資格取得


ここにいる間は年齢は関係なく


同じ学生として扱われます(当たり前ですが)


頭の柔らかい若者と一緒に


一コマ90分の授業を受け


教科書に書いてある膨大な量の事柄を
一つ一つ解説してもらえる訳ではなく


とにかく毎日真面目に授業を受ける
(それしか出来ないので)


結果は
テストと実習の評価で一目瞭然


初年の夏には数名が離脱しました


厳しい世界とは思いますが
先生が呟いていた


ここを乗り越えられない人は
そもそも資格を得てはいけないの
医療の現場にいてもらっちゃ困る


そりゃそうですね^^;


わたしを含めて当時アラフォー数名


テスト勉強は想像を絶する大変さ


そもそも帰宅してからは
子供の世話がメインで


勉強するのは真夜中と早朝
一つの事を覚えるのにも時間がかかる


入学金と初年度授業料で
払ってしまった金額を思うと


決して離脱するわけにはいかない
(それだけが理由ではないけど)


実習中に至っては
朝7時半に現地集合し


8時半から16時までの臨地実習を
協力医療機関でさせていただき


帰宅してからは実習記録と翌日の準備


寝る暇もありませんでした


大変大変と書きすぎて
こんなこと絶対にやりたくないわ


と思ってしまわないように
あえて言えば


それでも頑張ってよかったと思っています
資格のおかげで働く事ができるし


夫の収入とは別に
自分で収入を得ることで


精神的なゆとりができました


もちろん本当は


10代で進学できていれば
ここまでの苦労はなかっただろうし


就職先も色々あったと思いますが
(年齢制限悲しい)


わたしの中の自分を卑下する感情や
学歴コンプレックスを超えて


何かが変わったのが
この2年間だったからです


そして今更何を
ひとさまに自分は頑張ったと


言いたいばかりのような事を
公表しているのだと
お叱りを受けるやもしれませんが


わたしが過酷な2年を乗り切る事が出来た
その理由に


ブロガーさんの存在があったからです


今思えばその方たちは
タイムリーに学校生活を発信しており


日々の苦労が手に取るようにわかるもの


わたしには当時とてもブログを書く余裕は
ありませんでしたが


偶然見たブログがきっかけで


最後までやり切ることが出来たからです



チャレンジは何歳からでもできる
今が一番若いから


そして当時は
もうこれでおしまい
と思っていたチャレンジを



10年の時を超えてから


再開することとなるのです