千の風になって お葬式お墓に関するあれこれ


わたしのお墓の前で
泣かないで下さい
そこにわたしはいません 
眠ってなんかいません


by 千の風になってを
鼻歌で歌うわたしの父(86歳)


なにが言いたいかというと


お墓は不要
葬式は身内だけで済ませたい


父の場合はお金がないのが理由
(蓄財とは無縁の人)




わたしも同感
(理由はお金だけではない)


なんだったら斎場使わないで
火葬場直葬でいいと言う


わたしは


死んだ本人はわからないから
家族にお金を使って欲しくないの


貧乏性なもんで


母が卵巣がんになった時のお話し


おなか周りが太ってきたと思っていたら
癌だった^^; 


自分の体の異常を認識できず
体調がいいかげん悪くなってからの受診


即刻入院となりました
6時間を超える手術で
卵巣、子宮をまるっと摘出し


半年間の外来抗がん剤治療


その後


突然発症したてんかん発作で
救急搬送されたり


うつ病からの自殺願望で
問題行動(詳細は自粛)多々あり


父より母が先に召される可能性あり?


あまりいいことではないけれど
準備は必要か


ふと思いたち


葬儀というものの料金を調べたところ
まあ、お高いのね
(ピンからキリまでとはまさしく)


そこで当時見つけたのが
小さなお葬式を運営する
株式会社ユニクエスト


という会社


(宣伝の意図はないので知りたい方は
ググってください)



最安値は
小さなお別れ葬
89,000円(税抜)


仏具、写真、お花もないので
これはあまりにもね^^;


と思いまして


小さな火葬式
通夜告別式なしで火葬場へ
自宅安置可能とのこと
159,000円(税抜き)


10人以内の親族でなら
これで良くない?


事前資料請求後の申込みで
いくらかの割引あり


ポチッと資料請求と申し込みは
さっさと済ませました


あれから10年経ちますが
母は元気です(⌒-⌒; )


今でも父は
墓はいらない
(買えない^^;)
と言っていますので


そのつもりですが
父も元気です(⌒-⌒; )



思い出したことがあります


田舎の祖父が
亡くなった時


埋葬は土葬でした
幼いながらに


祖父の死を悲しんでいたけど
葬儀が怖かった


まして、火葬場には行かず
棺がそのまま入る大きさの
穴が掘ってある墓地に


棺を担ぐ大人たちの後ろを
カゴに小銭(多分五円玉)
を入れた包みを
持つ人が


それを撒きながら運ぶ
その風景を


未だ鮮明に覚えているのです


(今は祖父が暮らした地域も
土葬はしていないそうです)


死んだら土にかえる

骨壷に入れられて

コンクリートで固められた
冷たい墓の中に


永年納められているぐらいなら
わたしは
粉々になって土にかえりたい
(粉々必須)


そう思います


宗教とか信仰とかではなく
わたしは
死んだらこの世にお骨は
なくていいので


散骨でもいいかなとも思う


わたしの遺言として


夫の出生地にある
お墓には


決して入れてくれるなと
子供たちには
申しております^^;


つづく